水曜日

ゴーヤー(苦瓜)

夏野菜のゴーヤー(苦瓜・ニガウリ)の健康公開を説明しているページです。

下記をご覧になると分かると思われますが、
ゴーヤーや薬用苦瓜は、
新鮮なものを、種子も捨てずに丸ごと食べたときの効果は大変なモノ。 野菜は新鮮なときに栄養をいただくことができますが、 中でもゴーヤー(苦瓜)は、足が早いのかもしれません。

  • 夏バテ防止や風邪予防、美肌効果、高血圧予防、抗酸化作用などがあります。
  • 豊富なカロテンは、ビタミンCとの相乗効果で紫外線への抵抗力も高まるといわれています。
  • 中国では高血糖、糖尿病の医薬品として、薬用苦瓜エキスが利用されています。国内生産されるゴーヤーには少ない成分(チャランチン)です。

※ このページでは国内産の苦瓜を「ゴーヤー」、東南アジアなどの薬用種のものを「苦瓜」としています。


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こんな人におすすめ

● 夏バテしやすい人
● 胃腸の弱い人
● 風邪を引きやすい人
● 血糖値の気になる人(薬用苦瓜の場合)


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主な栄養素

果皮を中心に、ビタミンC、ビタミンB1,B2、葉酸、カロテン、カリウム、カルシウム、鉄、食物繊維が豊富で、種子には共役リノレン酸を含むことが知られています。
また、ゴーヤーの特徴的な苦みはサポニンのチャランチンとモモデルシン、葉や茎に多いコロソリン酸などです。

◆ ビタミンC

ゴーヤーのビタミンCは、種子を包む皮とワタとの部分に全体のおよそ80%が含まれていて、 野菜ではトップクラスの含有量がありますが、果実の肥大とともに濃度は減少し、オレンジ色になった過熟果ではほとんど消失します。また、収穫期の天候によって、含まれるビタミンCの含有量が大きく違ってくるという報告があります。
調理では、ゴーヤー(苦瓜)のビタミンCは炒め物などの加熱に強く、分解は少ないといわれています。

◆ モモルディシン

外皮近くの果肉やワタにあるサポニンのモモルデシンは、肝機能を高め、胃腸を刺激して食欲を増進させる作用があるといわれています。抗酸化に働くサポニン成分で、コレステロールや老廃物の排出などにはたらきます。
モモルディシンは、ワタに近い果肉の内側に多く、苦瓜の総成分中0.6%しか採れないといわれます。

◆ チャランチン(薬用苦瓜に多い)

外皮近くの果肉に多いチャランチンは、植物インスリンともいわれ、膵臓の働きを活性化することや、インスリン様の働きをし、血糖値の安定に働きます。
苦瓜1本中のチャランチン含有量は、薬用苦瓜の種類によっても異なり、含有量が低い苦瓜で1本中に約1%、高級苦瓜では1本中に6%程含まれていますが、ゴーヤーなどは食用ですのでこの数値よりも少ない値になります。

◆ 共役リノール酸

苦瓜の種子に多く含まれる共役リノレン酸は、体内で共役リノール酸に変わります。脂肪を分解する酵素・リパーゼの働きを活性化することで、肥満や高脂血症の改善に効果がありダイエットに良いとされます。

◆ ククルビタシン

ヘタの回りに多い苦み成分の1つククルビタシンは、夏バテによる食欲低下や前立腺肥大からの頻尿を改善させる働きがあります。

◆ コロソリン酸

コロソリン酸は葉や茎に多い成分で、インスリンを使わずに細胞内へのブドウ糖の取 り込むのを促進し、血糖値を下げる作用があります。

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