金曜日

日本料理には無いサラダ

生の野菜サラダ、日本料理にはない。
山芋のような根菜を「生」で食べることはあったようですが、
日常の食べ物ではないですね。

日本にサラダが入ってきたのは比較的に新しく、明治の頃。
それまで日本人には、生野菜を食べる習慣はありませんでした。

一般に食べるようになったのは、 戦後の高度成長期らしいです。

大正時代、街では洋食の店も目立ち始め、
サラダはちょっとおしゃれな洋食として料理の本でも作り方が紹介され始めたそうです。(都会の話ですネ)

一方、生の野菜サラダに欠かせないドレッシング。
市販ドレッシングの生産は、戦後の昭和40年代後半から大きく伸びました。

つまり、このあたりから生野菜サラダの定着が始まったようです。
生活習慣病の始まることろも合致している? それは、考えすぎ。
(何事も、ここから始まるのですが ... )

欧米への「あこがれ」から、普及した感が強い野菜サラダは、
日本人の単調だった食事に夢を持たせてくれ、
多くなっていく肉食に対応するものでした。

なによりも、豊かさの象徴だったのかもしれません。
葉物野菜が不足していたビタミンを補給してくれたことは確かです。

しかし、野菜の煮込み料理はどうか。
「西洋もの」は、ご飯の「おかず」にならない!?

肉を食べているときなら、ポトフを食べても良いが、
ご飯ですか? なら、肉じゃが!
になるのでは?

私の親の世代ではもっと感じたのではないかナ、この居心地の悪さ。
また、梅雨や暑い夏に、煮込みを考える主婦はいないでしょう。

こんなことで、
葉物野菜の煮込み料理、定着できないのかもしれない。

急激に変化した日本人の食事ですが、
何を食べるかは、個々人に任されているわけで、
どこかで、たれかが、正しく見守ってくれている訳ではない。

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